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生徒さんの度量に感謝

執筆者の写真: 林好子林好子

今日のオンラインクラスは、継続して身体の使い方・じぶんの使い方を学んでいるメンバー(Alexander Life Japanベーシックコース卒業生)のクラス。 

 


意識や身体、感覚に関して、これまで学んできた内容と反転するような、矛盾するような投げかけを重ねていった。



正しきもの(正解)を提示することなく、正解すらないものとして、矛盾するコトを安易に否定も肯定もせず、自分の経験と照らし合わせながら考えていく。 



共通言語を用いるが故に同定してしまっているものの中にあるニュアンスの違いを考えながら、その差異を自分に活かせないかと考えてみる。



自分が自身(自分の身体)のためにやっていることの前提(背景)にある考えや理解に思い込みがないか、さまざまな疑問を投げかけていく。



投げかけた疑問に対する私なりの経験や考えはあっても、探求の旅路の途中にいる私に明確な答えがあるわけではない。

だから私が私に投げかけた疑問をもとに、皆も一緒に再考しませんか、みんなの経験と理解はどうですか? 一緒に探求してみませんか?という提案とも言える。



世間では、指導者(講座を教える先生)は、正しい答えを用意しているのだろうと思う。今日のような禅問答のような講座ではなく、もっとシンプルで分かりやすいのだろうと思う。そう思うと、このような講座が許されることが有り難く、私はすごくラッキーだと思う。と同時に、生徒さんの度量がすごいと改めて思う。ありがとうございます。



今日の講座(今後も続いていく今回のテーマ)が、みんなと私に新たな身体経験と探求の地平が開かれるきっかけになると嬉しいなと思う。そして、一緒に探求できる仲間がいることに改めて感謝です。



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