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  • 執筆者の写真林好子

「触れる」を探求する旅


人に触れる仕事をして かれこれ24年ほど。



理学療法、アレクサンダーテクニーク教師として 0歳から90代まで、 国内外沢山の人に触れてきた。



私にとって人に触れることは自然なこと。 生活の一部。 好きなことの一つ。 そして、 探求が尽きないテーマ。



ちなみに アレクサンダーテクニークのタッチと 理学療法士のタッチは違う。 (と私は思っているし、自分の中で使い分けている。時にブレンドすることもある)。



どちらが良いというわけではなく  触れるという行為の中で やっていることが違う。



理学療法士の生徒さんに聞いてみたけど 受けた感じは全く違うし、 やっていることが違うと思う と言っていた。



人に触れる職業は色々あるけど アレクサンダーテクニークのタッチは 独特だと思う。



全てのワークを知らないので 似たような触れ方があるかもしれないけど 少なくとも理学療法からすると 独特だと思う。



どう独特か?



レッスンに来たある方は 「なんでこんなに軽いタッチで体が変わるのか?」 という。



「軽いタッチ」 



そんな印象を受ける人は 少なくないと思うが、 軽いタッチをする人は アレクサンダーテクニーク以外でもいるし、 タッチ強弱はアレクサンダーテクニークでも 使い分けているので、それが全てではない。



少し前に初めてレッスンに来た 自称「ボディーワークマニア」で あらゆる種のワークを受けた経験がある人は 「アレクサンダーテクニークのタッチがこんなに繊細だと思いませんでした!」 とびっくりされていた。



「繊細なタッチ」



分からんでもない表現。 でも繊細なタッチをする人は 理学療法士にもいるし、 他のワークでも沢山いる。



それらはタッチの質を表すものであって 本質的な部分とは違う。



いま、それらを丁寧に紐解きつつ 生徒さんと一緒に探求していくのが 私のプロジェクトの一つ。



師匠に教わったこと、 自身の経験から得たものを 共有し、実験し、練習していく。



「触れる」 というパワフルなツールを 探求する旅。



その旅は楽しい。 簡単ではないが楽しい。 難しさ、奥深さがあるがゆえに楽しい。



もっと上手く触れれるようになりたい。 もっともっと自由な体を導きたい。



これからも探求の旅を 楽しんでいこうと思う。 



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