やめる(un-do)が上手くなるための投げかけ
- 林好子
- 7月27日
- 読了時間: 2分
今日のテーマは「やめること」についてです。
アレクサンダー・テクニークでは、「何かをする」ではなく、「やめる」ことを学びます。
英語では「un-do」とも表現されます。
例えば、身体面では、不要な緊張(力み)を手放すことと言い換えることができます。
でも、こんな経験って、ありませんか?
頭では「やめよう」と思っているのに、その「やめること」を一生懸命に“やろう”としている自分がいる…
つまり、次のような二つのことが起きていると言えます。
① 身体の力みを無くそうとして、意識(心)が力んでいる。
② 「やめる」つもりが、気づけばまた「する」になっている
この2つが重なると、 結果としてうまく脱力できない。つまり、「やめる」ことができません。
そして、うまくいかない状態が続くと、だんだん焦ったりムキになって視野が狭まり、 さらに身体も心も力んでしまうという悪循環に陥ってしまうこともあります。
私自身、何度もこの悪循環に陥り、「またか!」と失敗を繰り返してきました。
ただ、本当に大切なのは、この悪循環に「気づくこと」のような気がしています。
なぜなら、多くの人が自分がこの悪循環に陥っていることに気づかず、ただただ失敗を繰り返しているように感じるからです。
冷静に、もう一人の自分が自分を眺めるように、 こんなふうに問いかけてみてはどうでしょう。
「私は今、本当に“やめよう”としているだろうか?」
「“やめよう”として、意識(心)が力んでいないだろうか?」
こうした問いかけができたとき、「やめること」が少しだけ上手くなっているかもしれません。
お試しあれ!
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