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執筆者の写真林好子

楽に動くためのヒント「自力・他力・自他力」


アレクサンダーテクニーク教師、理学療法士の林好子です。


ブログにお越しくださり、ありがとうございます。






今日は、楽に動くためのヒントとして


「自力・他力・自他力」


についてお話ししたいと思います。




早速質問ですが、


動きは自分で作り出さないといけない


と思っていませんか?


 


動く=自分で自分の体を動かす、


筋肉を使って動きをつくる、


当然と言えば当然な感じがすると思います。




でもですね、


全部自分で動かそうとすることが


余分な頑張りをうむ要因に


なっているかもしれません。




そんな時は


「他力」=自分以外の力を使って動く


と思うと、楽に動けるかもしれません。





例えば、立ち上がる動作。


最初に上体を前傾させる必要があります。


この時に、自分の力だけでなく


重力の力によって前に倒れると思うと


簡単に前傾することができます。





つまり、自力が


「動く」「自分で自分を動かす」に対し


他力は「動かされる」です。





他の動作でも活用できます。





例えば、座位姿勢。


時間に追われて仕事をしていると


お尻が座面から浮いてくるような経験


(空気椅子に座っているみたいな感じ)を


したことがあるのではないでしょうか。


 


 


これは


自分だけで自分の体を支え


重力と大地のサポートを使っていない状態です。





それに気付いたら


他力(重力と大地)を使おう!と思ってみると


椅子に休みやすくなるかもしれません。





ちなみに、


「自他力」は、


自分と自分以外の力、


両方をバランスよく使うことを指します。


 


 


他力は一見楽に見えますが、


自身の制御がつかない状態は


安全装置を失った(ブレーキが効かない)車


のようなものなので


恐怖が伴ったり運動調整が不十分になります。





それに対し、自他力は


状況に応じて安全装置(ブレーキ)が働くし、


アシスト付き自転車みたいに


自分だけで頑張らなくても良い状態です。





とはいえ、「他力で動かされる」と思うと


結果として良い感じの自他力になることもあるので


そのあたりも自分なりに実験してみてください。 





<余談>


先日、Alexander Life Japanコミュニティメンバーと


目標設定会を行いました。


目標を立てる会というより


どうやって目標を立てたら


より望む方向に進んでいけるかを考える会


と言ったほうが適当かもしれません。




私の来年の目標、


まだぼんやりしている部分がありますが、


年内に言語化・ビジュアル化して


お正月をワクワクした気分で迎えようと思います。





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