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  • 執筆者の写真林好子

石橋を叩いて叩いて叩き割って渡れなくなっていた私がチャレンジャーに!


少し前にオンラインで学んでくれている生徒さんのお一人が私の魅力について

「チャレンジャーである」

とアンケートに書いてくれました。

昔の私からは想像できない言葉ゆえ、これは本当に嬉しい♪

私の師匠が聞いたら喜んでくれると思います。


この一年、オンラインのクラスでは新しい企画・テーマにチャレンジしてきました。

”これなら上手く教えられそうだから”・・・というより、

”これ、面白いんじゃないの!?”

”こんなのがあったらもっと学びが深まるんじゃないの?” 

と思ったらとりあえずやってみる、そんな感じです。

そして、やってみると「やっぱり面白いじゃない!」となるので、またやりたくなる、

そんなのが最近は続いています。


今やチャレンジャーと言われるようになった私ですが、

かつての私はチャレンジを避けたい人でした。

国内外を行き来していることもあり、そんなはずはない!と思われがちですが、

私は本来決断が苦手で、考えて考えてタイミングを失ったり

慎重になりすぎて身動き取れなくなるのが習慣なんです。


それを象徴しているのが12年前、後輩の友人に言われた言葉。

私が病院を退職して海外に行くと決めた時、私を引き止めようとして言った言葉が

「林先生は、石橋を叩いて叩いて叩き割って渡れなくなるタイプでしょ。もう一度考え直しましょう」

でした。

その表現に思わず笑っちゃいそうになりましたが、あまりにも的を得ていて

「あんた、私のことよく分かってるね。ありがと」って思いながら

嬉しさと感謝と別れの寂しさを感じたのを今でも覚えています。


あれから12年。

プライベートではまだ慎重な面は多々ありますが、

少なくともアレクサンダー教師として働いているときは、

石橋は叩くけど渡る、

あるいは、

とりあえず渡ると決めて、どう安全に渡り切るかは後で考える、

もしくは、

渡れる石橋なのか渡って確かめてみる、

そんな風になってきたんじゃないかと思います。

しかもそれを楽しんでやっているというのが我ながらびっくりです。

そして、いまチャレンジャーな私がいるのは師匠のおかげ。

改めて感謝しています。



私の師匠、ロビンとブルースはいずれもチャレンジする人。

クリエーティブで、自らが進化しようと新たなことにチャレンジしていくその姿を見てきた私は、自然とその質を学んでいたように思います。


そして、ロビンについては、トレーニング中にガッツリ習慣を手放す機会を与えてもらいました。

チャレンジが苦手、安全パイを好むという私に対しロビンは、トレーニングのある期間、私の得意技(好んで使うタッチ)を封印することを命じました。

要するに、私の得意とするハンズオン(触れ方)以外で相手にワークしなさいと。

そして、封印されたタッチを使おうものなら、どこからかロビンがやってきて

「練習するのはこれ!」と言わんばかりに無言で練習すべきタッチを使って私の体にハンズオンして去っていくんです、笑。

苦手なことにチャレンジする、必要なことと分かっていながらも、確実な結果を得られるもの、安心してできるものに頼りたくなってしまう自分を痛烈に感じる機会でしたが、あのトレーニングのおかげで新しいことにチャレンジすることへの抵抗が減ったように思います。



そして、今、私が楽しんでチャレンジできているのは、一緒に学んでくださっている生徒の皆さんのおかげでもあります。

時にクレージーな私のチャレンジを一緒に楽しもうとしてくれる生徒さんがいるからこそできるチャレンジ。

素敵な生徒さんに囲まれて本当に幸せだなと思います。

本当にありがとうございます。




先の分からない真っ暗な状況に飛び出していくことは勇気がいります。

でもその先にある世界は想像以上に素晴らしかったりします。

ぜひみなさんも、チャレンジの先にある世界を見に行ってくださいね。

私も引き続きチャレンジを続けていきたいと思います。






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