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執筆者の写真林好子

退化してる?それとも進化してる?

おはようございます。

アレクサンダー・テクニーク教師の林好子です。

 


5月から合氣道のお稽古復帰しましたー!!

コロナをきっかけにお休みしていて、仕事が忙しかったりで復帰できないまま2年数ヶ月が過ぎてしまいましたが、この度無事復帰。まだ3回しか行けておらず、早速筋肉痛になりましたが、めちゃ楽しくて気持ちがいい♪ もっと早く復帰しておけばよかった!そんな気持ちです。


わたし、復帰にあたりあることに興味を抱いていました。

それは、2年ちょっとのブランクで自分の動きがどう変わっているのかということ。

退化しているのか、それとも進化しているのか?


合氣道そのものは練習していませんでしたが、この2年間で自分なりに動きというものをこれまでと違う視点から学んできました。継続して講座を行い指導することで、これまでの知識や経験が自分の中で整理されていきました。以前よりもシンプルに動きを捉え、自身の動きを変えていくヒントを得ることができました。

さらに、オンラインで20分のエクササイズを生徒さんと一緒にコツコツやってきました。

筋トレでもストレッチでもないエクササイズで、体力や筋力はついていませんが、心身が静まっていく経験を沢山し、生徒さんからの気づきによって自身の気づきも広がりました。


これらが合氣道というアクティビティにどう影響するのか、どこまでの応用力を持っているのか。

それが私の興味でした。


道場の敷居をまたぎ、正座でお辞儀をした瞬間、自分が以前と変化しているのが分かりました。

言葉ではなかなか表現し難いのですが、とにかく気持ち良いのです。

そして、その空間が美しく感じられるのです。



何が気持ちいのかというと、辞儀という一つの行為(型)の中で、自分が静かでいること、自分が定まっていく感覚がなんとも気持ちがいいのです。

そして、お辞儀後に顔を上げると目に入ってくる「氣」の文字。

その瞬間に自分と世界とが繋がっていく感覚、世界の中で自分が整っていく感覚が気持ちよくもあり、世界が美しく感じられるんです。

あー、この気持ちよさ、幸せだな・・・としみじみ感じてしまいました。




そして、そんな幸せを感じながら行う統一道のクラス。

まだまだできていないことだらけなんですが、やっぱり前と感覚が違う。

こちらも言語化が難しいのですが、前よりずっと自分自身がシンプルな感じがするんです。

あれこれ頭を忙しくしていないというか、相手の方とも自分の体とも前と違う向き合い方ができているというか・・・。




ということで、進化が感じられた部分はあったように思います✌️

場に助けられているというのはあると思いますが、それでも以前と違う感覚が得られたのはすごく嬉しい♪♪♪。




とはいえ、組み技となれば細かい注意点はもちろん、速度や体力、足りないとこだらけだと思うので、これから一から出直そうと思います。

これからのお稽古が楽しみです♪





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