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  • 執筆者の写真林好子

ピカソからもらった勇気


これまで訪問した国は十数カ国。

その中でスペイン(バルセロナ)の旅はとても印象に残っています。



バルセロナはアレクサンダーテクニークのリトリートに参加するために行きました。 リトリートも素晴らしかったのですが、その前の数日間の市内観光や現地の人との交流はとても刺激的で、特にピカソ美術館は心に響くものがありました。

この美術館にはピカソのたくさんの作品が年代を追って展示されています。

ピカソといえば、風変わりな、凡人には理解できないような作品のイメージですが、若かりし頃の作品は繊細かつ正確で、誰もが「上手い!!」と認めるような作品です。

ピカソの作風が年月を重ねるごとにどれほど変化していったのかが見て取れます。



生涯にわたり幾度となく表現を変えていったピカソの作品をみて、私は彼のアーティストとしての姿勢、生き様に心を打たれました。


そして「彼は一つのところに留まっていられなかったんだろう」と思いました。



自らが自らの殻を破り、次のステージにいく。

そのとき自分が表現したいものを表現し続ける。

誰かに認められるためというより、自分が表現したいものを描きつづける。



彼の作品からそんなことを受け取った私は、ピカソから勇気をもらった気がしました。


私もいま、次のステージにいく時期が来ているように感じています。

ピカソのように、変化を恐れず、自分が表現したいものを表現していきたいと思います。




ピカソからもらった勇気

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