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  • 執筆者の写真林好子

雨の日のアレクサンダー活用法


梅雨入りし、雨の日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

雨というだけで「家から出たくない…」とテンションが下がったり、雨の中を歩く身体は傘の下で小さく縮こまったりしていませんか?

そんな時は、ぜひアレクサンダー・テクニークを使ってみてください🍀

どんなふうに?と思われる方がおられると思うので、私のやっていることをご紹介しますね。

「ああ・・・雨だ⤵︎😩」というネガティブな想いや、傘の下で縮こまっている身体に気づいたら、意識的にそれをキャッチします(「おー、またやってるな!!」と言って、自分に注意を向けてみます)

そして、マジック・ワード「それは助けになるのかい!?」と自分に投げかけてみる。

すると、

身体を縮めても雨に濡れる程度なんてそう変わらないよね〜、とか

テンションを下げてもどうせ仕事には行かないんだし・・・と、

自分がやってることが助けになっていないことに気づきます。

そして、助けにならないならネガティブな想いも身体の緊張も手放してみる。

特に視線や頭の位置、背骨・胸・脇のあたりの広がりなんかに注意します。

もちろん、身体の緊張を手放すのはちょっとトレーニングが必要ですが、自分のベストな範囲でやるといいと思います。

そして、雨が奏でる音や、雨がもたらす香りを楽しんだり、

あるいは、周りの人が身体を縮こまっているのを観察しながら、自分は身体を開く練習をしてルンルン気分で歩いてみる♪

絶対濡れたくない!という時は愛用のナイスなレインコートを着用。

あとでっかいサンバイザー(顔を覆うやつ)も。

そして「衣類に関しては、やれることはやった。だから身体は開いていいんだよ」と自分に言い聞かせてみる。

すると、普段通り動けるだけじゃなく、「こんなに雨が降ってるのに私、濡れてないぜ!!」とテンションが上がってきたりします、笑。

そして、時には「今日は濡れて帰る」「雨を楽しむ」と決める。

「濡れたくない」「少しでも濡れないように」と思うだけで身体は縮こまりやすくなるので、「今日は濡れて帰る」とはっきり決めることで身体が開きやすくなるのを助けます。

すると、意外と雨を浴びるのが気持ち良かったりします。

さすがに出勤の時はできませんが、家に帰る時にはやってみてください。

こんなふうに雨の中でアレクサンダー・テクニークを使っていると、不思議なことに、私は雨が結構好きになってきたんですよね。

昔は大嫌いだったんですが。

雨が自分を苦しめているというより、私のこのギュッと縮こまった身体や想いが苦しくさせていたのかもしれません。

ぜひ皆さんも雨の日に実験してみてください♪


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