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アレクサンダーテクニークについて

余分なことをやめていく

何かがうまくいかない時、「自分には何かが足りない」と感じたことはありませんか?

筋力や柔軟性、体力、生まれ持った才能、あるいは努力や気合い…、そういった「不足」を埋めようとして頑張る方が多いかもしれません。

けれど、その前に「何か余計なことをしているかもしれない」と考えてみてはどうでしょうか。

私たちは無意識のうちに、不要な緊張(力み・頑張り)で、自分の動きや行動にブレーキをかけています。

アレクサンダー・テクニークでは、そうした「余分なこと」に気づき、それをやめていくことを学んでいきます。

 

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私たちは、本来動くようにデザインされている

人間の身体には、生まれながらにして動くための構造と機能が備わっています。

そしてその仕組みに従って動くことができれば、思っている以上に楽に、心地よく、軽やかに、あるいは力強く、効率的に動くことができます。

しかしながら、私たちは知らず知らずのうちに本来の動き方から外れ、「自己流」の使い方を身につけ、不調や疲れ、パフォーマンスの低下を引き起こしています。

アレクサンダー・テクニークは、そういった自己流の使い方=癖(習慣)に気づき、人間本来の自然な動きを引き出すサポートをします。

 

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変えるのは「身体」ではなく「じぶん全体」

アレクサンダー・テクニークは「身体の使い方」を学ぶ方法と思われがちですが、実際には「身体(肉体)」に限定されたものではなく、「じぶんの使い方」を探求するものです。

(創始者F.M.アレクサンダーは自身の著書に『The Use of the Self(じぶんの使い方)』というタイトルをつけたことからも分かります。)

私たちの動きや行動は、身体だけでなく、意識、感覚、思考、感情といった「じぶん全体」の総合として表現されます。

アレクサンダー・テクニークは、こうした「じぶん全体」と向き合うプロセスであり、一人称としての「わたし」を丁寧に探求していく学びといえます。

 

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Quality of Being

「動きの質」は、重要な学びのひとつで、特に「もっと楽に動きたい」「パフォーマンスを高めたい」と願う方にとって、大きな助けになると思います。

ただ、学びはそこで終わりではありません(と、私は思っています)。先に書いたように、アレクサンダーテクニークの学びは「身体」ではなく「じぶん全体」であり、動きの質を深めていく先には、「存在の質(Quality of Being)」へと繋がっていきます。そして、その存在の質(あり方)が、人生のさまざまな場面において(困難に直面したとき、大切な場面で力を発揮したいとき、人との関わりの中で…)、自身を助ける大きな力となるはずです。

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触れてワーク(ハンズオン)

アレクサンダーテクニークでは、触れること(ハンズオン)を通して、相手の気づきをもたらしたり、余分な緊張を手放し、新しい経験を導きます。マッサージなどのように一方的な働きかけではなく、生徒自らが変化していくことを学習する上で大きな手助けとなります。また、アレクサンダーテクニークのタッチ(ハンズオン)は、柔らかく繊細なタッチが特徴で、初めて受ける方は「軽く触れているだけなのに、なんでこんな変化が起こるの?」と驚かれる方もおられます。

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100年以上にわたり、世界中で学ばれ続けています

アレクサンダー・テクニークは、今から100年以上前に、F.M.アレクサンダー氏によって創始されました。

声の不調に悩み、自身の問題を探求する中で見つけた様々な発見の集積は、自身にだけでなく他者にも貢献されていくようになりました。

そして、今日では世界各地で、音楽家やダンサー、俳優、アスリート、武道家など自らの能力を最大限に引き出したいと願う方や、仕事に役立てたいと思っているセラピスト(治療家)、慢性的な不調や疲労を改善したい方、日常の動作をより快適にしたい方などが学び活用しています。

 

以下、アレクサンダー・テクニークを学んだ著名人の一例

キアヌ・リーブス(俳優)、ポール・マッカートニー(ミュージシャン)、スティング(ミュージシャン)、ジョージ・バーナード・ショー(劇作家・ノーベル文学賞・アカデミー脚本賞受賞)、チャールズ・スコット・シェリントン ( 神経生理学者・ノーベル生理学・医学賞受賞)、ニコラス・ティンバーゲン( 動物行動学者・ノーベル生理学・医学賞受賞)

体の使い方を学ぶ

こんな方にオススメです

自分らしく生き生きと暮らしたいと願う全ての人へ

  • 頑固な心身の緊張、慢性的な疲労や不調でお困りの方

  • 練習しても上達しないと悩んでいるパフォーマーの方

  • 日常生活の動作をもっと楽にできるようになりたい方

  • 仕事のスキルを高めたいセラピスト、施術家の方など

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どんな方も伸び代いっぱいです! 

まずは体験してみてください!

どんなに言葉を尽くして説明しても、経験に勝るものはありません。​​まずは​自分にあったスタイルで体験してみてください。

アレクサンダーテクニークのグループレッスン

アレクサンダーテクニークについてQ & A

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​アレクサンダーテクニークはボディワークの一つでしょうか?

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身体を主な切り口にしており、フェルデンクライス、ロルフィングと並んで世界三大ボディワークと言われることもあります。ただ、アレクサンダーテクニークは心身一如を原点としており、身体だけでなく、意識などを含めた「じぶんの使い方」を学ぶワークでもあります。

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疾患(病気)がある人もレッスンを受けられますか?

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病気そのものに対して働きかけるものではありませんので疾患を有している方も基本、受けていただけます。ただし、主治医からの許可をもらうことをお勧めします。また、安全にレッスンを進めるために、可能な範囲で情報提供いただけたらと思います。

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​パーキンソン病の人に効果があると聞いたのですが・・・

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海外のアレクサンダーテクニークの研究で、パーキンソン病患者へのアレクサンダーテクニークの有効性が示されているようです。

私自身は、どんな方に対しても、その方の状態を見ながらレッスンを進めていきますので、パーキンソン病の方に画一的なレッスンをすることはありません。ただ、理学療法士として、これまで沢山のパーキンソン病の方をみてきた経験があり(難病診療連携拠点病院に指定されている病院でも勤務していました)、疾病特徴を理解し、安全にレッスンを進めていくことが可能です。

Alexander Life Japanは、暮らしを豊かにすることを目的に、アレクサンダーテクニークのレッスン・ワークショップなどを行っています。オンラインでも指導。心身の緊張、慢性的な不調や疲労、パフォーマンス低下で悩む方におすすめです
Alexander Life Japanは、暮らしを豊かにすることを目的に、アレクサンダーテクニークのレッスン・ワークショップなどを行っています。オンラインでも指導。心身の緊張、慢性的な不調や疲労、パフォーマンス低下でお悩みの方におすすめです
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