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ハンズオン・スキルアップトレーニング
「触れる」というスキルを磨き上げる
触れることへのこだわり
すべての手技が「触れる」基本スキルの上に成り立ちます。それゆえ、触れる者の手の使い方はもちろん、体全体の使い方、意識や感覚を含めた自分全体の使い方、存在の質によって、その手技がもたらす効果は大きく異なります。相手の良い反応を導くこともあれば、相手の動きや邪魔することもあります。
しかしながら、具体的な手技(テクニック)を学ぶ機会はあっても、その土台となる「触れる」というスキル(触れる際の「じぶんの使い方」)について学ぶ機会はなかなかありません。クライアントを変えることだけに主眼が置かれた結果、相手の変化を導けなかったり、触れる側の身体の不調を招くということがあります。
このコースでは「触れる」という基本にこだわり、そのスキル(わざ)を洗練させていきます。そして、クライアントの変化をこれまで以上に導けるようになること、触れられる側だけでなく触れる側にも整いが生まれ、喜びが感じられるようになることを目指します。
本トレーニングの特徴
1. 触れるという基本スキル
手の使い方はもちろん、身体全体の使い方、自分全体の使い方(意識の使い方、存在の質)全てが「触れる」を支えています。このトレーニングクラスでは、それら全てを一つずつ丁寧に学んでいきます。そして、既に皆さんが身に付けている手技(技術)がより洗練されたものとなり、これまで以上にクライアントの変化を導けるようになることを目指します。
2. 「整いの循環」が原点
このコースで学ぶ「タッチ(触れる)」は、「触れる側の整いを通して、相手の整いを導く」という「整いの循環」を前提としています。触れる側が自身の身体を犠牲にして相手の変化(整い)を導くのではなく、また、相手に変化を強いるのでもなく、整いを共有し循環させていきます。自身の身体を労わるためにも、快適に仕事をするためにも、相手の変化を導くためにも有効です。
3. 触れて学び、触れられて学ぶ
触れるを理解するためには、触れられる経験が大切です。このコースは触れる側に立つだけでなく、触れられる側に立つことで、「触れる」スキルを深めていきます。また触れられる機会は、自分の整いを助け、自ずと触れるスキルアップにも繋がります。
4. 感覚的・アート的なスキルを建設的に学ぶ
「触れる」という技は、感覚的・アート的な要素が多いのが事実です。そして、昔はそういった技は「見て盗む」という形で習得されてきました。ただそうなると、盗めない方はいつまで経っても上達しません。このコースでは、感覚的・アート的な要素を含む触れるというスキルを、わかりやすく建設的な練習方法を通して着実にスキルアップしていきます 。
5. 学びは丁寧かつ繊細、真剣に、それでいて楽しい学びの場
何を学ぶか(コンテンツ)も大切ですが、どんな「学びの場」であるかも同じくらい技術の習得に影響します。このトレーニングコースは、真剣ながら楽しい学びの場を全員で作っていきます。そして、丁寧かつ繊細に触れるを探求していきます。
こんなお悩みや課題をお持ちの方にオススメです
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同じ手技を行っているのに、なぜか他の人のように効果を出せない。
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触れること(施術・ハンズオンワーク)そのものに自信が持てない。
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人に触れると、力んでしまい、良い反応が導けない。
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仕事(施術や触れてワーク)による疲労や痛み、不快感をなんとかしたい。
対象
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アレクサンダーテクニーク教師、アレクサンダーテクニークトレーニング生
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各種セラピスト・施術家(PT/OT/ST、整体師、柔道整復師、マッサージ師など)
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触れてクライアントや生徒の動きを導きたいと思っている各種指導者・インストラクター
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その他、触れるに興味がある方
このトレーニングで目指すもの
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触れるという基本スキルの向上によって、既に習得している技術・手技の効果を高め。クライアントの変化を導けるようになる。
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無駄な力を使うことなく、また相手の抵抗を生まずに変化を導けるようになる。
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触れて喜び、触れられて喜ぶ施術(ワーク)ができるようになる。
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触れる基本を理解し、トレーニング終了後も、自分で自身のスキルを向上していけるようになる。
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自身の身体への負担を減らし、より快適に仕事(施術)ができるようになる。
※「触れる」基本だけでなく、具体的なアプローチ方法(ワーク)についても学びたい方はご相談ください。
講師紹介:林好子
(Alexander Life Japan代表)
アレクサンダーテクニーク教師、理学療法士として、これまでのべ4万人以上の動きの向上をサポート。アレクサンダーテクニークは、アメリカ、ドイツ、日本を中心に、世界5カ国で学ぶ。ハンズオン(触れる)スキルにこだわりもつアレクサンダーテクニーク教師の元でハンズオンをトレーニングし、現在もその探求は続いている。2023年より身体(じぶん)の使い方の指導者の育成も行っており(Alexander Life Japanプロフェッショナルコース)、ハンズオンの指導を行っている。
<皆様へのメッセージ>
「触れる」という行為は、手を介したコミュニケーションとも言えます。言葉や口調、表情を通して想いを伝えるように、触れる際の手や身体、自分自身のあり方のよって届けたいメッセージを相手に伝えることができたら、触れられる側だけでなく、触れる側にとっても嬉しいものです。そして、クライアントが変化し、笑顔や喜びを見ることができたら、触れること(仕事)がもっと楽しく、喜びに満ちたものになるのではないでしょうか。
私は「触れる」にはとても大きな力があると思っています。その力を最大限に生かし、一人でも多くのクライアントの笑顔や喜び、健康を導けるよう、一緒に「触れる」を探求ししていただけたら嬉しく思います。