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執筆者の写真林好子

時間は有限だから時間の質を高める



アレクサンダーテクニーク教師、理学療法士の林好子です。

ブログにお越しくださり、ありがとうございます。




最近、時間ということをよく考えます。 そして、継続して学んでくださる生徒さんからの成果報告で、よく「時間」に関することが聞かれるんですよね。



例えば、以前より疲れなくなったので休憩時間が減って時間に余裕ができたとか、体が軽くなってフットワークが軽くなったおかげで行動を決めるまでの時間が短縮されたとか。



1日24時間、物理的な時間はみんな一緒だけど、疲れにくい身体なら不要な休息時間や無駄な時間を減らし、時間を作り出すことができるんですよね。




また、時間に関してこんな報告もあります。

「今日は仕事が忙しくて時間に追われる状況ではあったんですが、まあまあ落ち着いて乗り切ることができたと思います。昔だったらパニック状態で身体はガチガチになって、仕事が終わったらグッタリしてたんですが」と。

 

時間というプレッシャー。

急ぐ、素早く行動するという状況の中で、うまく自分を使いこなす。物理的な時間は一定かもしれませんが、自分の中で感覚的な時間の流れを引き伸ばせたとも言えるのではないでしょうか。




そして、未来に対する捉え方。


身体(不調)に対する不安が強く理想の未来すら描けなかった方、遠出したいけど身体のことが心配で我慢したり、やりたいことを予定しているはずなのに不安がつきまとっていた方が、未来がワクワクする、遠出が楽しみと笑顔で報告してくださいます。

 



 

時間。

有限なもの。物理的長さは一定ですが、身体を味方につけることでその質を高めていくことはできるのではないでしょうか?

 

 


身体について学ぶための時間、整えるための時間は必要です。でもそれによって、残りの時間の質は高まり、人生の鮮やかさが変わってくるのではないかと思う今日この頃です。





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