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余分な思考を止めるためのマジックワード

  • 執筆者の写真: 林好子
    林好子
  • 6月17日
  • 読了時間: 3分

今日のブログは、余分な思考を止めるためのマジックワードを紹介したいと思います。




突然ですが、皆さん、気になりごとや難しい仕事などを抱えていると、ついつい不安になったり、頭がそのことでいっぱいになったり、ぐるぐる思考が回ってしまうことってありませんか?




問題があれば解決しないといけませんし、考えること自体は悪くありません。むしろ、人間にとって考えるは必要です。




ただ、この考える行為が、”余分なこと”かどうか、”助けになっているか”どうかを抜きにして、考える行為だけが自動的に起こっていくと、問題解決に繋がらないだけでなく無駄にエネルギーを使ってしまいます。




思考も身体と同じで、余分なことはやめる、必要なものは使うことが大切ですが、じぶん事になると、その判別が難しくなる気がします。




もし、皆さんの中で、”うん、うん”と頷く方がいたら、これを試してみてください。




『それは助けになるのかい?』と自分に投げかけてみる。




ただそれだけです。




かつての私が、使っていたマジックワードです。




夜布団の中で、うつらうつらしながら仕事のことを考えている自分に『それは助けになるのかい?』と投げかけてみる。




朝型人間で夜が苦手な私の場合、答えはたいてい「No」です。




ぼんやりした頭で考えても良い考えは浮かびませんし、それならしっかり寝て、朝すっきりした頭で考えた方が効率がいい。「No」という言葉と共にそんな結論に至ると考えるのをやめやすくなります。





合氣道の最中、日常の気になり事が浮かんでくることがあります。そんな時も、『それは助けになるのかい?』と一言投げかけてみる。答えは明確に「No」です。


 


合氣道しながら考えても良い解決策なんか浮かばないですし、合氣道も上手くなりません。自分で問いて、自分で「No」と答えたら無駄なことはやめようと、少し切り替えることができます。




また、思考を巡らしていった結果、頭の中が不安と心配でいっぱいになっている時もマジックワードを投げかけてみる。すると、やはり答えは「No」なんです。




どれだけ心配しても不安になっても建設的な思考や行動がなければ問題は解決しません。




こんな風に、自分にマジックワードを繰り返し投げかけていったら、ことごとく「No」が返ってくる。




「No」が連発されていくと、さすがに「いい加減やめようか…」となってきます。




そして、私の場合、ある時から夜に仕事、特に考える作業をすることがグッと減りました。



そして、差し迫った仕事の準備があっても建設的に頭が使われないときは、一旦休憩する、気分転換をするなど、なるべく余分なことにエネルギーを使わないように心がけています。




まだまだ頭も心も余分がいっぱいですが、かつてよりは減っている気がします。今後も少しずつやめることが上手くなってシンプルに生きていけるといいなと思っています。




ということで、皆さんもマジックワード「それは助けになっているのかい?」と自分に問いかけてみてください!






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Alexander Life Japanは、暮らしを豊かにすることを目的に、アレクサンダーテクニークのレッスン・ワークショップなどを行っています。オンラインでも指導。心身の緊張、慢性的な不調や疲労、パフォーマンス低下で悩む方におすすめです
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